スンダリー

UD 4.8: With Sundarī

“Tudanti vācāya janā asaññatā,

📖 現代語訳

このように私は聞きました。あるとき、ブッダはサーヴァッティーのジェータ林にある、アナータピンディカの園に滞在しておられました。

さて、そのころブッダは人びとから敬われ、尊ばれ、崇められ、大切にされていました。そして衣服や食事、住まい、病気のときの薬や必需品が捧げられていました。修行者の集いもまた同じように、人びとから敬われ、尊ばれ、崇められ、大切にされ、衣服や食事、住まい、病気のときの薬や必需品が捧げられていました。

一方、他の教えを奉じる遊行者たちは、人びとから敬われることも尊ばれることもなく、衣服や食事、住まい、病気のときの薬や必需品が捧げられることもありませんでした。

そこで、その遊行者たちは、修行者の集いが人びとから敬われていることに耐えられず、女性の遊行者スンダリーのもとを訪れて言いました。「姉妹よ、あなたは仲間のために何かしてくれますか」「先生方、私に何ができるでしょう。どうすればお役に立てるでしょう。仲間のためなら、この命さえ差し出します」「それならば姉妹よ、ジェータ林にたびたび通いなさい」「はい、わかりました」と彼女は答え、言われたとおりにしました。

スンダリーが多くの人びとの目に触れるほどたびたびジェータ林を訪れていることを確かめると、遊行者たちは彼女を殺し、ジェータ林のまわりの溝に遺体を捨てました。

それから彼らはコーサラ国のパセーナディ王のもとを訪れ、こう申し上げました。「大王様、女性の遊行者スンダリーが見つかりません」「どこにいると思うのか」「ジェータ林でございます、大王様」「では、ジェータ林を捜しなさい」

そこで遊行者たちはジェータ林を捜しました。自分たちが捨てた溝から遺体を引き上げ、担架に載せました。そしてサーヴァッティーの街に入り、通りから通りへ、広場から広場へと回りながら、人びとにこう訴えました。「見てください、釈迦族の修行者たちがしたことを! あの修行者たちは恥知らずです。品性もなく、悪事を働く者たちです。嘘つきで、清らかでもありません。自分たちは正しい戒めを守り、清らかに、誠実に、道徳的に、立派に生きていると言っています。しかし、あの者たちには本物の修行などありません。聖なるものもありません。修行も聖なるものも、あの者たちからは失われてしまいました。彼らの修行はどこにあるのですか。聖なるものはどこにあるのですか。修行も聖なるものも捨ててしまったのです。男が女と関係を持っておきながら、その女を殺すとは、いったいどういうことですか!」

そのころ、サーヴァッティーの人びとは修行者たちを見かけると、荒々しく厳しい言葉で罵り、ののしりました。「あの釈迦族の修行者たちは恥知らずです。品性もなく、悪事を働く者たちです。嘘つきで、清らかでもありません。自分たちは正しい戒めを守り、清らかに、誠実に、道徳的に、立派に生きていると言っています。しかし、あの者たちには本物の修行などありません。聖なるものもありません。修行も聖なるものも、あの者たちからは失われてしまいました。彼らの修行はどこにあるのですか。聖なるものはどこにあるのですか。修行も聖なるものも捨ててしまったのです。男が女と関係を持っておきながら、その女を殺すとは、いったいどういうことですか!」

さて、何人かの修行者たちが朝早く衣をまとい、鉢と衣を手にして、サーヴァッティーの街へ食べ物の施しを受けに出かけました。食事のあと、施しの巡りから戻ると、ブッダのもとを訪れ、礼をして傍らに座り、起きていることを報告しました。

「修行者たちよ、その噂は長くは続きません。わずか七日で消え去るでしょう。ですから、批判する人びとにはこの詩で応じなさい。

嘘をつく者は苦しみの世界へ行きます
自分がしたことを『していない』と言う者もまた同じです
死後はどちらも等しいのです
そのような卑しい行いをする者たちは」

修行者たちはブッダのそばでこの詩を覚え、批判する人びとにそれを唱えて応じました。人びとはこう考えました。「あの釈迦族の修行者たちはやっていないのだ。あの人たちがしたのではない。誓いを立てているのだから」。その噂は長くは続きませんでした。七日で消え去りました。

その後、何人かの修行者たちがブッダのもとを訪れ、礼をして傍らに座り、こう言いました。「驚くべきことです、師よ。素晴らしいことです。ブッダがおっしゃった『修行者たちよ、その噂は長くは続きません。わずか七日で消え去るでしょう』というお言葉のとおりでした。師よ、あの噂は消え去りました」

そこでブッダは、このことを深く理解された上で、そのとき次のような心からの言葉を述べられました。

「自分を抑えられない人びとは言葉で突き刺します
戦場で象に槍を投げつけるように
厳しい言葉を浴びせられたとき
修行者は怒りを心に抱かず、静かに耐えるのです」