聖なる音についての教え
UD 1.4: The Mystic Syllable Huṁ“Yo brāhmaṇo bāhitapāpadhammo,
📖 現代語訳
私はこのように聞いています。あるとき、目覚めを得たばかりのブッダは、ネーランジャラー川のほとりにある、山羊飼いのガジュマルの木のそばのウルヴェーラーに滞在しておられました。そこでブッダは七日間、足を組んだまま動くことなく座り続け、自由になった喜びを味わっておられました。
七日が過ぎると、ブッダはその深い静寂の境地から出られました。すると、「フン、フン」と神秘の音を唱える修行をしているバラモンが一人、ブッダのもとにやって来て、挨拶を交わしました。挨拶と丁寧な言葉を交わし終えると、そのバラモンは傍らに立ち、こう尋ねました。「尊いゴータマさま、あなたはバラモンをどのように定義されますか。そして、人をバラモンたらしめるものとは何でしょうか」
そこでブッダは、この問いの本質を理解され、心からの思いをこのように述べられました。
「悪しき性質を追い払ったバラモンこそが、真のバラモンです。
神秘の音『フン』を唱えることなく、
汚れなく、自らを律し、
すべてを知り尽くした智慧の持ち主であり、
修行の道を歩み終えた者――
そのような人こそが、正当に聖なる教えを語ることができるのです。
この世のいかなるものについても、おごり高ぶることのない人こそが」
↑ 七日が過ぎると、ブッダはその深い静寂の境地から出られました。すると、「フン、フン」と神秘の音を唱える修行をしているバラモンが一人、ブッダのもとにやって来て、挨拶を交わしました。挨拶と丁寧な言葉を交わし終えると、そのバラモンは傍らに立ち、こう尋ねました。「尊いゴータマさま、あなたはバラモンをどのように定義されますか。そして、人をバラモンたらしめるものとは何でしょうか」
そこでブッダは、この問いの本質を理解され、心からの思いをこのように述べられました。
「悪しき性質を追い払ったバラモンこそが、真のバラモンです。
神秘の音『フン』を唱えることなく、
汚れなく、自らを律し、
すべてを知り尽くした智慧の持ち主であり、
修行の道を歩み終えた者――
そのような人こそが、正当に聖なる教えを語ることができるのです。
この世のいかなるものについても、おごり高ぶることのない人こそが」