ヴィサーカー

UD 2.9: With Visākhā

“Sabbaṁ paravasaṁ dukkhaṁ,

📖 現代語訳

このようにわたしは聞きました。あるとき、ブッダはサーヴァッティーの近く、東の修行場にあるミガーラの母の高楼に滞在しておられました。

そのころ、ヴィサーカーはパセーナディ王とのある件で関わりを持っていました。しかし、王の裁定は彼女の望み通りにはなりませんでした。

やがて、日の盛りに、ヴィサーカーはブッダのもとを訪れ、礼をして座りました。ブッダは彼女におっしゃいました。「ヴィサーカーよ、日の盛りにどこから来たのですか。」

「先生、わたしはパセーナディ王とある件を抱えておりました。けれども、王の裁定はわたしの望み通りにはなりませんでした。」

そこでブッダは、このことを深く理解されて、その場でこの心からの言葉を述べられました。

他の人に振り回されることは、すべて苦しみです
自分の思いのままになることは、すべて喜びです
共に関わり合うことは、どちらにとっても悩みの種です
人と人との結びつきは、なかなか解けないものだからです